代表

冲中秀夫

headshot

 

1977年早稲田大学大学院修士課程物理学修了、KDDに入社。1991年まで研究所およびインマルサット(在ロンドン)にてディジタル移動衛星通信システムに関する研究開発に従事。ロンドン在職中は、世界初の商用国際ディジタル移動通信システムとなるインマルサットM/Bシステムの仕様書の著者のひとりとして、初版発行を達成。1991年からは、DDIKDDにて第二世代および第三世代携帯電話システムの開発、事業化に携わる。この間、DDIグループの日本方式第二世代携帯電話PDCネットワークの構築プロジェクトを牽引したほか、海外携帯電話事業免許入札活動に携わり、南米パラグアイでの事業免許取得に成功。1999年にDDI入社、2000年のDDIKDDIDOの三社合併を経て、2003KDDI執行役員au事業本部au事業企画本部長、2004年技術統轄本部技術企画本部長、2006年技術渉外室長、2011年技術統括本部副本部長、2012年常勤顧問。KDDI在籍中は、第三世代携帯電話CDMA2000方式の国際標準化と実用化に従事、2003年のAll IPかつ世界初のベストエフォート設計のCDMA2000 1xEV-DOの大規模展開プロジェクトをリードしたほか、シリコンバレー・スタートアップの技術を発掘して、2005年の無線回線による携帯電話端末ファームウエア・アップデート(FOTA)の世界初の大規模導入を主導した。技術開発・技術企画に留まらず、事業推進業務や国際標準化にも長い経験を持つ。2014年に市場調査、コンサルティングサービスと助言を行う顧問事務所Techno-Visionaryを開所。

 

3GPP2議長;CDMA Development Group (CDG)WiMAX ForumMobile Wireless Internet Forumのボードメンバー;GSMA Products and Services Committee (PSMC)メンバーを歴任、多くのステイクホルダーの意見を纏める業務の経験豊富。1986年に衛星通信システムに関する研究で工学博士。1999年電子情報通信学会森田賞および業績賞、2005年日本ITU協会功績賞、2011CDG Industry Leadership Award受賞。

 

【得意分野】 無線通信インフラ/端末技術と社会実装、事業開発、技術戦略と技術評価、技術開発、モバイル/IP通信プラットフォーム全般、標準化フォーラムの運営